【終了レポート】2024年度の基礎講座が終了しました!

9月20日から10月18日の約1か月にわたり、市内3区(西区、金沢区、都筑区)で計6回の基礎講座が開催されました。全体で約90名の方々が、地域で活動することの意義やポイント、コミュニケーションスキルについて学ばれました。

※各区で2回連続講座を開催。第1回は講義・2023年度よこはまポジティブエイジング活動者によるミニトーク、第2回はコミュニケーション向上をテーマに実施


講師:澤岡詩野氏(東海大学県工学部健康マネジメント学科准教授)


自分の「楽しい」という想いを軸にした居場所づくりの大切さを伝えていただき、居場所探しにあたっては、共感する誰かがいること、自分や家族以外の誰かに「わける」こと、「他の世代」を楽しませること、の3つを教えていただきました。

講師:倉岡正高氏(地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター研究所)

加齢とともに低下する社会的役割を長く維持していくために、体力(運動)、栄養、社会参加の三つ全てを実践することが重要であり、異世代との交流がある人は健康度が高い、などといった調査に基づいたお話をしていただきました。


講師:齊藤ゆか氏(神奈川大学人間科学部教授)

有償労働、無償労働(ボランティア)を問わず多様な働き方という観点から、プロダクティブ(=生産的)に生きる「プロダクティブ・エイジング」の考え方についてお話いただきました。そこでは、既にある活動に関わるだけでなく、自分で場を創り出すことも地域で活動する選択肢の一つと示していただきました。


講師:岡えり氏(株式会社Lively 代表取締役)

傾聴力や観察力を養う「サイレントインタビュー」「ヒーローインタビュー」のワークでは、初めての体験に戸惑いつつも、みなさん積極的に参加され、自分を知る・相手を知る時間になったようです。後半では、自身の紹介文を作成して、会場内を自由に動き回りながら自己紹介し合うワークがあり、講座終了後には、参加者同士が親しくなる姿も見られました。

よこはまポジティブエイジング

「よこはまポジティブエイジング」は、シニア世代と地域の企業・団体での地域貢献活動をつなぎ合わせるプログラム。 基礎講座を受講した後、個人やグループで地域の企業・団体での活動に参加する機会をマッチングします。