【チームチャレンジ】こずみのANNEXチームが企画のイベントを開催
金沢区の古い歴史を持つ住宅地、小泉(こずみの)地域(現在の地名は釜利谷)にある、誰もが利用できる一軒家。空き家となっていた築50 年の住宅をリノベーションし、リビングやキッチン、庭を開放しています。また、建築を学ぶ学生が生活しており、暮らしながら地域と関わりを深めています。ANNEX という言葉には「離れ」という意味があり、自分の家の「離れ」のように使ってもらいたいという思いが込められています。
運営代表者である藤原さんから、「この場所をもっと広く知ってもらって利用者を増やす方法を考えてほしい」という課題が伝えられたところ、5人のプロジェクトチームが立ち上がりました。
オンラインミーティングなどで相談を重ねた結果、「こずみのANNEX交流会」を企画し、2月16日に実施しました。イベント当日には近隣の住民らも集まり、20人ちかくが参加しました。横浜金沢観光協会から推薦を受けた「南横浜ビール研究所」の地ビールの試飲や、「永島農園」の椎茸料理など、地元の味を楽しみました。
また、こずみの地域の歴史を知る平野さんに話を聞く時間も設けられました。平野さんは古い地図や、小学校設立をめぐる騒動を載せた新聞記事を用意して、昔話を聞くひとときになりました。
最後には「こずみのANNEX」代表者で今回の発注者である藤原さんからの感謝が伝えられました。「チームのみなさんに、一軒家にまず一歩足を踏み入れてもらいたいと悩みを相談したところ、この交流会イベントを企画・実施してもらいました。こんなにいろいろな方々に来ていただき、ゆっくりお話ができました。さらには、ネットワークづくりのアイデアを考える機会にもなり、チームの企画力と行動力に助けてもらえました」。
そしてさっそく、LINEグループ「気まぐれカフェ」が発足し、ほとんど全員がグループに参加、今後の活動につながる機会になりました。
次回の交流会は4月12日(土)に開催されます。
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